帝王切開の手術日はどうやって決める?

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帝王切開の手術日

前回が帝王切開で、今回も帝王切開と分かっている場合は、早めに手術の日が決まりますが、帝王切開となる理由によって、手術が決まる時期は違っていて、直前に決定されることもあります。

直前というと緊急と思うかもしれませんが、たとえば予定日を1週間過ぎた妊娠41週の妊婦健診で、赤ちゃんが骨盤の中に降りてこず、赤ちゃんの頭が浮遊していて、2日後児頭骨盤不均衡で帝王切開をすることが決まれば予定手術です。

一方何らかの問題が急に生じて、そのときに手術をするのが緊急手術です。例えば手術を予定していても、その前日に陣痛が始まってしまい、そのまま帝王切開となれば、これも緊急帝王切開となります。

手術は妊娠38週の前後

手術は出産予定日から2週間ほど前、妊娠38週前後に予定されることが多いでしょう。

なぜ妊娠38週なのかというと、それより早ければ、生まれた赤ちゃんがまだ上手く呼吸できず、呼吸が早くなる新生児一過性多呼吸となるリスクが少し高くなるからです。

一方、赤ちゃんの成熟を考えて予定を遅くすれば、それより前に陣痛がきてしまい、夜間や休日など、人手が足りない状況で緊急対応しなくてはならないリスクが出てくるからです。
妊娠38週とは、赤ちゃんのことを考えて早すぎず、しかも緊急手術をできるだけ避けるために遅すぎない時期ということになります。

このように既往帝王切開、骨盤位、高年初産婦などが理由の予定帝王切開はおおむね妊娠38週で手術となります。
前置胎盤では出血するとお母さんの状態が一気に悪くなることがあるので、経過が順調でも少し早く妊娠37週頃に手術する傾向にあります。

一方、初めてのお産で児頭骨盤不均衡を理由に帝王切開になる場合は、予定日を過ぎた妊娠40~41週ごろとなるでしょう。

手術日の決め方


どの病院でも、たいてい手術日は決まっています。
たとえば私が勤務するクリニックの手術日は毎週木曜日です。

この日は勤務するスタッフが他の日より多く、非常勤の小児科の先生にも来てもらい、できるだけ万全な体制をとっています。
予定手術といえども、赤ちゃんやお母さんに何らかのトラブルが起こりうるからです。

お産の数が多い病院や、早産、未熟児、赤ちゃんやお母さんに問題のある場合も対応している周産期センターでは、帝王切開の数も多いので週に2~3日手術日があります。

ときどきお母さんとご家族から「この日に手術をしてほしい」とリクエストされることがあります。ご家族の都合もあるでしょうから、その気持ちは理解できます。

しかし、病院はいつでも万全で手術に臨めるわけではありません。昼間でも手術日以外は外来や病棟などの仕事にスタッフが振分けられています。

時を選ばない緊急手術では全てを優先して手術に人を回すことになりますが、その分ほかの業務にしわ寄せが及んでしまいます。

手術日のリクエストを受けたとき私は「そうですよね。できれば皆さんの希望の日にさせてもらいたいのですが……」と病院の体制や安全性について説明し、理解してもらった上で、予定手術はできうる限り手術日に受けてもらうようにしています。

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